【iphone】コンパスの機能や使い方、精度を改善する方法4選
更新日:2019年08月06日
iphoneに標準搭載されている、「コンパス」についてアイコンがあるのは知っているが、使った事はほとんどない人も多いでしょう。
日常でコンパスを必要とする事態に陥ることは少ないので、使わないのも無理はありませんが、実は意外と高性能なんです。
そんなiphoneのコンパスですが、どんな使い方があるのでしょうか?
ここでは、iphoneのコンパスの機能や使い方、精度を改善する4つの方法について紹介していきます。
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1.「コンパス」の機能や便利な使い方
iphoneに搭載されているコンパスは、内蔵されている「磁気センサー」を使って方角を確認することができます。
コンパスを起動するには、iphoneのホームボタンを1回押してから、「ホーム画面」を表示してください。
「ホーム画面」の中に、「便利ツール」と書かれたアイコンがあるので、そちらを1回タップします。
その中に、「コンパス」のアイコンがありますから、こちらをタップしましょう。
初めてコンパスを起動したとき、「位置情報」の許可を求めるメッセージが表示されるので、「許可」をタップ。
すると、方位磁針が表示され、どちらの方角を向いているかが分かります。
「位置情報」を許可すると、現在地の情報(緯度や経度、さらには高度)が出てきます。
ここで、「位置情報」を「オフ」にしていると、たとえアプリで「許可」にしても反映されません。
位置情報を「オン」にするには、「設定」アプリをタップしてください。
設定に関する項目が並んでいるので、「プライバシー」を選択しましょう。
「位置情報サービス」の項目があるので、そちらをタップ。
「位置情報サービス」の横にあるボタンを1回タップして「オン」に切り替えれば完了です。
iphoneをクルクル回転させると、方位が変わるので確かめてみましょう。
@ 「方位磁針」として使う方法
「コンパス」の基本的な使い方として、「方位磁針」があります。
まず「コンパス」のメイン画面をタップすると、現在向いている方向の角度が記録されます。
角度を記録した状態で、iphoneを左右に動かしてみてください。
すると、最初に「ロック」した状態から、どれほどずれているのかが分かるのです。
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A 「水準器」として傾きを計る方法
「コンパス」のメイン画面を、左方向へ「スワイプ」してください。
すると、「水準器」の画面が表示されます。
iphoneを傾けると、傾けた方向に「白丸」がどんどん離れていくでしょう。
水平方向から遠ざかると、それだけ「白丸」は遠ざかっていき、水平方向からどれほど傾いているかが表示されます。
完全に水平になると、画面が「緑色」になります。
角度が表示された後、画面を1回「タップ」するとその角度がロックされ、傾けるとロックされた角度からの相対的な傾きを赤い背景で表示。
「方位磁針」に戻したいなら、画面を右へ「スワイプ」してください。
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2.「コンパス」の精度を改善する4つの方法
iphoneに標準搭載されている「コンパス」は、方位磁針だけじゃなく水準器の機能も持ち「高精度」だと分かります。
正確な方位や傾きを知るのに役立ちますが、精度が悪くなっていると途端に使い物になりません…。
精度を改善する方法として、以下の点が取り上げられているので参考にしてみてください。
@ 「磁石付き」のケースを外してみる
スマホカバーに「磁石付き」のフリップカバーを採用している場合、このカバーが悪影響を与えています。
高精度のコンパスなので、少しでも悪影響を与える物が近くにあれば、すぐに方位や傾きの計測に支障が出るのです。
プラスチックケースあるいはケースなしの状態で、精度が改善されるか確かめてください。
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A 「現在地」の周辺環境を確かめてみる
精密な計測ができる「コンパス」は、電子機器の影響を受けることは何となく想像できますよね。
しかし、それ以外にも「現在地」の環境がコンパスの精度を悪くしている場合があります。
- 金属製家具が近くにある
- ビルの中にいる
- 駅のプラットホームあるいは電車の中にいる
- 磁石を使用したバッグやアクセサリーがある
現在いる場所が、上記に挙げるような環境に置かれているなら、その場所から離れてコンパスが正常に戻るか確かめてください。
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B コンパスを「再設定」してみる
「コンパス」が何かしらの影響を受けて、精度が落ちていると予想されるものの、特定の原因が掴めない場合も多いです。
そんな時は、コンパスを「再設定」すると改善されることがあります。
iphoneのホーム画面を1回押してから、「設定」アプリをタップしてください。
「プライバシー」という項目が出てくるので、そちらを選択しましょう。
「位置情報サービス」をタップしてから、「位置情報サービス」のボタンを「オン」にします。
次に「コンパス」という欄をタップして、「このAppの使用中のみ許可」を選択。
「コンパス」アプリを起動すると、「干渉補正」を行う画面が表示されるので、「赤いボール」を円に沿って転がしていきましょう。
これでiphoneが自動的に「再設定」を施してくれるので、改善される可能性が高まります。
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C コンパスを使用する時「真北」を設定する
iphoneのコンパスで「北」を表示するとき、「真北」と「磁北」の2種類で表現されることがあるのです。
真北というのは、iphoneのコンパスで「北極点」を示しており、「磁北」は方位磁石が示す「北」を指します。
大抵の場合、「真北」と「磁北」にはズレが生じているので、「コンパス」を使用するときは「真北」を設定したほうが精度が上がるんですね。
iphoneのホームボタンを1回押してから、「設定」アプリをタップしてください。
次に「コンパス」を選び、「真北を使用」のボタンを1回タップして「オン」にします。
これで「コンパス」を使うとき、北を示した際は「真北」を意味するように設定されました。
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まとめ
ここでは、iphoneのコンパスの機能や使い方、精度を改善する4つの方法について紹介していきました。
iphoneに標準搭載されている「コンパス」は、方位だけじゃなく傾きや緯度、経度、さらに高度なども分かります。
道に迷ったり、方角を知りたい時などに重宝しますが、精度が悪くなりやすいので定期的に確認する必要もあるでしょう。
何気の高性能なので、日常の様々な場面でぜひ活用してみてください!